コールラビが育つまで

植える前の準備
コールラビを植える畑は、肥料をまきよく耕した後にマルチを張ります。
磐田市竜洋は海に近く、土が砂を多く含んでいます。
水はけが悪いとコールラビの成長に影響が出るので、よく耕してフカフカの土に植えています。


定植開始!
苗の姿はキャベツの苗とそっくり。
鮮やかな緑色、傷や折れのないものを選んで植えていきます。
大切なのは、植える前にたっぷりと根鉢を濡らしておくこと。
植えたばかりは水分や栄養分を吸えないので、十分な水を含ませます。





まだまだ、じっと。
葉っぱの大きさなどにはあまり変化が見られません。
植えたばかりのタイミングで日照り続きだったり、調子の悪い苗で起きがちな色落ちも出ず、まずは一安心。




ちょこっと、大きく。
コールラビが新しい居場所に慣れたようです。
本当に微妙な変化ですが、ほんのりと葉っぱの厚さが増してきたように見えます。
ようやく根っこが動き始め、『活着』した状態に。
まだまだ暖かい秋の陽気に当たりながら、ここからグングン成長していきます。




夕日を眺めながら。
少しずつ深まる秋を体感しつつ、今日も成長していきます。
葉っぱの丸みがさらにはっきりと分かるようになってきました。
夕方のこの時間はちょうど凪でしたが、磐田市竜洋は普段から風の強い地域です。
吹き付ける風に鍛えられながら、たくましく育っていきます。





うねが緑色へと。
双葉が黄色くなり、ようやく本葉が広がり始めました。
いずれ玉になる部分(茎)も少しずつ膨らんできていますね!




ボリュームアップ!
葉っぱの数・大きさも増し、いよいよ成長が実感できる姿になってきました。
柔らかい葉っぱを好むアブラムシやヨトウムシに狙われやすい時期。
控えめに言って、めちゃんこ狙われます。
コールラビはまだまだ一般的な野菜ではないので、農薬の登録がありません。
有機栽培などで活用される自然由来の資材を用いてムシと戦います。


ラビめく。
12月の初旬。
意外と強い雨がふりました。
古い葉っぱ(付け根の方)を落としながら、新しい葉っぱをグングン成長させています。
茎の部分がはっきりと膨らみ、コールラビのコドモと呼べるシルエットに。
まだまだ大きさはビー玉くらいです。



★すくすく育成中…